はじめに

アーチ看板について

私は「アーチ看板」と呼ばれるものを個人の趣味で集めています。

千日前中央通商店街のアーチ看板

商店街、歓楽街、飲み屋街、温泉街、公園、フェリー乗り場や登山道まで、全国各地の様々な「入り口」にはその場所の名前や周りとの境界を示す「アーチ」があります。

その場所イメージや人々の思いに合わせて製作されたアーチの形は多様性に富み、一つとして同じものはありません。

しかしながら、この多種多様な形態についてはこれまでにまとまった資料はなく、調査もなされていない(公表されていない)ものと思われます。なんともったいない。

昨今は老朽化が進み、管理できずに撤去されてしまうアーチも増加傾向にあります。そこでこのサイトでは撮影したアーチを紹介するとともに、全国各地のアーチの情報を集め、まとめていくことを目的としています。

集めていないもの

商店街の名前や境界を示すアーチ看板に類するものとして「(装飾)街路灯」「独立広告塔」「アーケード」などがありますが、対象が増えすぎるためこれらは収集しておりません。また、マンションやアパートなどの住居や店舗の入り口にも「アーチ看板」は設置されていますが、これも対象外としています。

池田町本通の街路灯
池田町本通り(大阪市北区)の街路灯
サカエマチ1番街(大阪府池田市)のアーケード

中には「アーチ看板」との違いが曖昧なものもありますが、基本的に「周囲の建築物に付随せず独立しており、人が下をくぐることを想定したサイズで、道をまたいで設置してあるもの」ととらえています。

※行政機関や看板制作会社では「街路灯」「独立広告塔」などの用語を私のイメージする「アーチ看板」を指して用いている場合もあります。用語の使用にはご注意いただき、広告物の企画や設置の際には関係各所にお問い合わせください。

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